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ファスティングダイエットの効果と身体に対する副作用について

  • 最終更新日:

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2015-04-09-a

最近ファスティング(断食)が流行っていますね。昔は断食というと、どこか道場のようなところで修行としてやるイメージでしたが、今では女性がダイエットや食生活の改善のためにおこなったりするもの、というイメージが広がりつつあります。

でも、食べないことが本当に体にいいのか、危険はないのかと疑問に思われたりするでしょう。

そこで、ここでは実際にファスティングをやってみた筆者の体験と、最新のファスティング方法についてお知らせします。

何も食べないファスティング


今から15年以上前の話になりますが、私は3日間の断食をしたことがあります。

ダイエットというよりもヨガ関連の修行的な意味合いの断食です。
そのときは水以外なにも飲まず食べずで日常生活は普通に過ごしていました。
 
2日目くらいからけっこう辛くて、お腹もすくし、口の中が乾いてきました。
口は乾くけれども水はあまり美味しいと思えないので、水をたくさん飲むのがけっこう辛かったことを覚えています。

2日目からは頭痛もあり、だんだん体も重く感じられてきて、3日目の終わりには駅の階段を登るとき、足を持ち上げるのがかなり大変でした。

それにけっこう「飢餓感」がありました。

道を歩いていて美味しそうな匂いがしてくると、普段はあまり食べたいとは思わないカツ丼などが凄く魅力的に見えたりしたものです。

断食明けにうどんを食べたら、体中にエネルギーが行き渡って、身体が一気に軽くなっていくのがわかったのが衝撃でした。
人間は食べ物からエネルギーを作っているんだ!と実感したからです。

ただ、、この断食が健康にとってよかったのかどうかは疑問です。

体重も2キロくらい減りましたが、数日でもとに戻ったし、食生活が変わったわけでもありません。


腹痛は絶食で治る!?


この断食体験とは別に、絶食が体にとっていいことを実感した体験もあります。

5~6年前のことです。

なぜか、食後数時間くらいのタイミングで毎晩、腹痛がするようになりました。
夕飯を抜かすと痛くならないけれど、食べるとまた痛くなるので、病院に行って検査してもらいました。

ところが検査の結果は

「特に悪いところはありません」

とのこと。

つまり、炎症を起こしていたりはしないって言うことらしいんです。
とはいえ、現実に腹痛があるわけですから困りますよね。

すると、先生曰く、
「そういうときは2~3日、食事を抜いてみるといいですよ。
途上国などでは大体そうやって治しています」と。

ひょっとしたら内臓が疲れているせいかもしれない、と思っていたし、現実に悪いところはないと言われたものですから、そのとおりにしてみたんですね。

このときは会社勤めはしていなかったので、家で少し仕事と家事をするくらいで、できるだけおとなしくして2日間は何も食べませんでした。

3日目からは汁物(味噌汁の上澄みや野菜スープの上澄みなど)だけ、4日目に消化のいいもの、と戻していったところ、本当にあの腹痛がなくなりました。

何よりも、本当に薬を何も飲まずに食事を抜いただけで腹痛が治ったので、「内臓を休ませるのは大事なことなんだ」と実感した出来事です。
 

最新のファスティング方法


それからずっとファスティングとも断食とも縁がない生活をしてきましたが、最近になって最新のファスティングに挑戦する機会がありました。

それが「ミネラルファスティング」です。

これは、ファスティング期間中、水以外飲まないのではなくてミネラルドリンクについては自由に飲んでいい、というファスティングです。

ミネラルドリンクといってもミネラルだけという意味ではなく、「消化には負担がかからないが、エネルギーの代謝や細胞の修復に役に立つ成分」を含んだドリンクという意味です。

消化に使われてしまう体内酵素


私達の体の中で作られる体内酵素の量は生涯一定だと言われています。

その一定の酵素を何に使うかが問題なのですが、使いみちは主に2つ、消化と代謝です。

消化はもちろん、食べた物の消化、代謝はそれをエネルギーに変えたり、傷ついた細胞を修復したりするのに使われます。免疫力を高めるのは免疫細胞に活躍してもらわなければいけないので、そのためにも代謝に酵素を使う必要があります。

ところが消化に手間のかかるものを食べていると、そこにばかり酵素が使われてしまって代謝にまで回ってくれません。

肉類や油っぽいものは消化に時間がかかるからほどほどに、と言われますが、人工の調味料や遺伝子組み換え食品を避けた方が良い理由の一つ(他にも理由はある)もこれです。

体内の酵素は自然界にないものだとなかなか消化できなくて、そこで大量のエネルギーを使ってしまうんですね。それでも消化されずに体内に残留するものもあります。

そのために、食事はとっているのにいつも疲れていたり(エネルギー不足)、胃腸の調子が悪かったり、頭痛がしたり、風邪をひきやすかったりするわけです。

消化にエネルギーを使わないことで体を修復


こんなときにファスティングをすると、消化をしなくていいので、内臓は休憩することができますし、消化にエネルギーを使わなくてすむので、体は代謝にエネルギーを回すことができます。

とは言え、食べ物を全くとっていないと、代謝に回すエネルギーそのものが不足するので、エネルギー不足になって階段を登るのが大変になったりするわけです。

栄養補給と修復を同時に助けるミネラルファスティング


エネルギー源になる新しい食物をとらない場合、身体は、蓄えてある脂肪を燃やしてエネルギー源にします。
でも、その脂肪を代謝させるにもある程度のエネルギーが必要です。

ミネラルファスティングではミネラルドリンクによって、その代謝作業がスムースに進むための成分を補給します。
だから、体を維持するのに最低限必要なエネルギーはとることができるのです。

さらに、ファスティングで内臓を休ませている間に飲んだドリンクは、傷ついている細胞の修復にも積極的に活用されます。

ミネラルドリンクはファスティング中でないときに飲んでも良いのですが、その場合は消化を助ける方に優先的に使われてしまいます。

だから、消化作業をしなくても良いファスティング中に飲むことで、その効果を最大限に引き出すことができるのです。

ミネラルファスティングをやってみた実感


水を飲むのが楽になる


些細なことのようですが、これはかなり重要です。

どのファスティングをしたとしても、水分はたくさんとれと言われるはずです。
でも、味のついていない水だけを飲むのは、実はけっこうつらいんです。

ミネラルファスティング中も、ミネラルドリンクとは別に水を1日2リットルは飲むように言われていました。

水だけだと大変なんですが、水を飲む合間に味のついているものが飲めると凄く楽になります。

水を頻繁に十分飲めていると頭痛防止にも役立つようでした。

飢餓感がない


胃腸が空になった実感はあるし、「お腹が空いた」とも思うのですが、「飢餓感」がないんです。

横で食事をしている人がいても、それほど食べたいとは思いません。
お腹は空いているけれども、人の食事を見て欲しいとは思わない・・・

というのはかなりびっくりです。

ミネラルドリンクを飲んでいると、胃腸は空っぽでも身体に必要なものがとりあえず足りている、といった充足感があります。
だから、「何が何でも食糧を!!」といった飢餓感がないのです。

そのおかげで空腹を我慢する、という点に関して言えばかなり楽でした。

感覚が鋭くなる


飢餓感がないばかりか、揚げ物とか、甘いお菓子とか、前の断食のときには普段食べなくても食べたくなったくらいなのに、今回は身体に負担がかかりそうなものを食べたいという気持ちになりませんでした。

私がやったファスティングプログラムは、絶食期間は3日間でしたが、準備に3日、回復に3日かける全9日間です。

絶食期間が終わっても、重湯や具のない味噌汁からのスタートです。

普段なら食べた気がしないような味の薄い食べ物でも満足感があって、食べ物の刺激に対して体が敏感になっているのがわかりました。。

きちんと時間をかけて戻していくことで、前よりも少ない量で満足できる状態を維持できることを実感しました。

ファスティングの効果とは


振り返ってみると、水だけのファスティングだと確かに、身体に負担がかかる上に、細胞の修復に必要な栄養分も補給されないので、たしかに危険なこともあると思います。

でも、目的にあった適切なミネラルドリンクを飲みながらのファスティングは

・内臓を休める
・細胞を修復する
・自分の正常な感覚を取り戻す
・食事に関する規律を取り戻す

にとても効果のあるものだと感じました。

私の場合、今までだらだらと気分転換に間食をしていたので、絶食期間に入る前の準備期間で間食をやめることの方が大変だったくらいです。

ダイエットにどうか、と言えば、私の場合3日間の絶食期間後は2.5キロくらい減っていましたが、その後1キロくらい戻って正味1.5キロくらい減っただけなのでそんなに劇的ではないかもしれません。

ただし、この増減は人によって違いがあるようで、もっと減った方もいます。

それよりも大事なのは、体の感覚を正常に戻すことで、自分に必要なものを必要な量だけ食べる感覚が戻ってくることです。これが感じられるとリバウンドすることがありません。

私たちは普通の生活の中で知らず知らずのうちに、体が欲していないものまで食べてしまう習慣がついているので、定期的にリセットして内臓を休ませ、細胞を修復してあげることが大事なのではないでしょうか?

それを通して「食生活の規律」が取り戻されると、他の面でも自分をコントロールするのが楽になっていくという効果もあります。

ファスティングは単なるダイエットのためではなくて、体と心のリセットのため、と考えたら一石二鳥のとても効果的な方法です。

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