健康で健やかな身体づくりを目指すスコティー

カフェインの効果と中毒症の対処法は?大切な3つのポイント!

  • 最終更新日:

この記事は8分で読めます

コーヒー効果カフェイン中毒_女性2
冬の足音が聞こえてくる11月の青い空。
紅葉で赤く染まり始めた山々。

暖かいコーヒーがおいしい季節になりました。朝起きて、食後に、仕事中に、と一日の中でコーヒーを楽しんでる人は多いと思います。一方、コーヒーを飲むことで、体調が悪くなる人もいます。カフェインの摂り過ぎによる体の異変。カフェイン中毒です。

カフェインは、神経を刺激する成分で、コーヒーやエナジードリンクなどに入っています。普段あまり意識することはありませんが、摂り過ぎには注意が必要。

そこで、今回は、カフェインの効果やカフェイン中毒の症状、対象法についてお話します。

カフェインと上手に付き合って行くには、どうすればいいのでしょう?

カフェインの効果や適量はどれくらい?


コーヒー効果カフェイン中毒_コーヒー1
カフェインは、コーヒーやエナジードリンクの他、お茶、チョコレート、ココア、一部の薬なんかにも入っています。そして、いろいろな効果があると言われています。

代表的な効果が、目覚まし効果。受験や仕事で眠気と戦う時に大活躍してくれます。その他の効果と合わせて見てみましょう。

カフェインの効果


カフェインには、いくつかの効果があります。


効果 内容
目覚まし 神経が刺激され、ある種の興奮状態になるので、眠気防止効果がある。
集中力 中枢新系が刺激されることにより、集中力が高まることがあるといわれている。
運動 筋肉疲労が軽減され、運動のパフォーマンスが上がる効果があると言われている。
ダイエット 運動のパフォーマンスが上がり、いつもより長い時間運動をすることが可能になる。そのため、脂肪の燃焼が多くなる。
血圧 カフェインを摂った直後に血圧上昇することがある。逆に普段からカフェインを摂っていると、血圧が下がることがある。
治療 カフェインが薬の中に入っていて、治療用に利用されるケースもある。一部の頭痛薬、鎮咳去 痰配合剤、感冒配合剤など。
疲労感軽減 疲労感を軽減させる効果。疲労した感覚を麻痺させているのか、疲労物質を抑えているのかははっきりわかっていない。

その他、集中力を上げる、記憶力向上、がん予防などの効果もあるとされています。

ただ、カフェインの効果は、個人差(体重、体格)もあるし、その時の体の状態、摂取量、他に食べている物などによっても変わってきます

そのため、効果を検証する研究結果などは、「~の効果がある可能性がある」、「~の効果があると考えられる」といった言い回しのものが多く、カフェインの効果が明確に実証されていないものもあります。

でも、効果を体感的に感じるのも事実。カフェインを含む飲み物、食べ物が生活の中に沢山あるのもうなずけます。おいしい、ってのもありますからね。

最近コンビニなんかで定位置を確保しているエナジードリンク(モンスターエナジーやレッドブルなど)は、カフェインの効果をうたっていている飲み物です。集中したい時、もう一踏ん張りしたい時に好まれて飲む人が多いようです。ぼくの周りでも、仕事中に飲んだり、スポーツの前に飲んだりする人をよく見かけます。

カフェインの適量ってどれくらい?


カフェインの効果を最大限に発揮する量。残念ながら、個人差があるので一概に~mgと言うことはできません。なので、感覚的に覚えるしかないのです。自分がカフェインを含む飲み物、食べ物を食べて、どれくらいの量でどんな効果があるのか

逆に、摂りすぎには注意が必要です。一般的に、カフェインの摂取量は、1日300~500g以内(1回200g以内)程度であれば問題ないとされてます。これは、ドリップコーヒーだと2杯~3杯分ぐらい。ただ、これらも個人差があるので注意は必要です。

では、カフェインを摂り過ぎると、どんな症状が出るんでしょう?

カフェインの中毒症状と対処法は?


コーヒー効果カフェイン中毒_頭痛の男性1
カフェインを摂ると神経が刺激され、一次的に心地よい錯覚状態になります。これは、感覚が麻痺してしまっている状態。カフェインの作用が切れてしまうと、心地よかった時の状態を思いだし、またカフェインを体内に取り込みたくなります。

コーヒーやエナジードリンクなどを習慣的に飲んでしまうのはそのせいです。コーヒーやエナジードリンクは、タバコや薬物ほど依存性はないし、害も少ないとされていますが、摂りすぎると体に不調が出てきます

いわゆるカフェイン中毒です。

カフェイン中毒の症状


カフェインン中毒になるといろいろな症状が出てきます。


作用 内容
不眠 眠気防止効果がある反面、寝る前にカフェインを摂ると眠れなくなる場合がある。
利尿 摂りすぎるとトイレが近くなる。これは、睡眠中にも言えることなので、睡眠妨害にもつながる
思考力低下 大量に取りすぎると、思考力が落ちたり、集中力が欠けたりする。
頭痛 離脱症状になる(カフェインが体内から無くなる)と頭が痛くなったりする。
胸焼け、吐き気 消化器系に影響すると、胸焼けや吐き気をの原因となる場合がある。
依存性 カフェインの効果を期待し依存状態になる。摂取量が多くなるので、さらに体調が悪くなる可能性もある。


その他、心筋梗塞、不整脈などを引き起こすリスクもあるとされています。もちろん、効果のところで書いたように、個人差やその時の体調もあるので、必ずこういった症状が出るわけではありません。

なので、カフェインを常に摂っている場合でも、ある人は体調不良になるけど、ある人は何の問題も無いといったこともあります

また、カフェインの離脱症状による体調不良で悩んでいる人も多いようです。(カフェインを摂らないことによって起こる体の異変)

例えば、コーヒーをいつも飲んでいて、飲まない期間が少し空いてしまうと、頭痛、疲労感、意欲減退、眠気、集中力欠如、イライラの症状が出ることがあります。これらの症状は、再びコーヒー(カフェイン)を飲むと症状が和らいだりします。


●アルコールとカフェインを摂る時は注意が必要
アルコールとカフェイン(コーヒーやエナジードリンクなどカフェインを含む飲み物)を一緒に飲む時は注意が必要です。なぜなら、酔いをカフェインが麻痺させるからです。本来は酔っているのに酔ってない感覚になってしまうのです。だから、お酒を飲みすぎてしまう。つまり、急性アルコール中毒の症状が出る可能性があるのです。

アルコールとカフェインの注意ポイント
・お酒をたくさん飲んでる時は、カフェインの摂取は控えたほうがいい。
・カフェインで酔いが麻痺し、一気飲みにつながる可能性がある。
・カフェインは酔ってる時の判断力の低下をさらに促進する可能性あり。
・少量だったらカフェインはお酒を飲んだ時の酔いには大きく関係しない。


●妊婦さん、ママさんはカフェインに注意が必要
妊娠中の女性は、カフェインの摂取に注意する必要があります。妊娠中は、体内の代謝が遅くなり、カフェインが体内に残る期間が長くなります。つまりカフェインの影響を受けやすくなるのです。

合わせて、胎児への影響を考える必要があります。カフェインがお腹の赤ちゃんに栄養として入ってしまいます。

胎児は、カフェインを体内で代謝することがほとんどできないので、濃いカフェインが体の中に残ります。母体よりカフェインが体内に長い間残りやすくなります。なので、胎児はさらに強い影響を受けます。つまり、胎児は、カフェインの影響を最も受けやすいと言えます。

出産後も注意が必要です。ママさんがカフェインを摂っていると母乳として赤ちゃんに摂り込まれることになります。

また、子供の成長段階での影響も注意する必要があります。同じカフェインの量だと、子供と大人で影響の大きさが違います。子供は、体内の代謝の機能があまり発達していないし、大人に比べると体重もはるかに軽いため、カフェインの影響を大きく受けます。

お茶や清涼飲料水など、ソフトドリンクにもカフェインが含まれているので、子供が飲む飲み物にも注意をしたほうがいいでしょう。


●カフェインの大量摂取が命に係わる場合もある?
カフェインの大量摂取は命に係わる可能性もあります。普通の成人の致死量は、1回の摂取で10g(コーヒー100杯分)程度と言われています。(個人差、体重差で変わってきます)

カフェインが原因で死に至ったケースの多くは、医療ミスによるものがほとんどと言われていましたが、少し前にこんなニュースがありました。

「20代男性がカフェイン中毒死 眠気覚ましに清涼飲料水を常用」

 九州地方で今年、眠気覚ましをうたうカフェイン入り清涼飲料水を頻繁に飲んでいた20代男性がカフェイン中毒で死亡していたことが、福岡大法医学教室の分析で21日までに分かった。~後略~

引用:【共同通信】47NEWS 2015/12/21 09:25
http://this.kiji.is/51465602873132537?c=39546741839462401

カフェインによる中毒死のニュースですが、カフェイン錠剤によるもので、間違いなく異常な使い方による死亡例です。コーヒーやエナジードリンクを多少飲んだぐらいでは、問題ないでしょう。

● ぼくがコーヒーを飲まなくなった理由
ぼくは昔、かなりコーヒーを飲んでいました。コーヒーが大好きだったんです。朝、昼、晩と常にコーヒーを口にしている感じ。多い時は、1日1リットルぐらい飲んでいたと思います。コーヒーを飲んでいないと落ち着かないという感じでした。

でも、ある日からコーヒーを飲むのを止めました。
乾燥肌を治すためです。

これは、結果的にわかったことなのですが、コーヒーが間接的に乾燥肌の原因になっていました。

コーヒー(カフェイン)をよく飲んでいた時は、トイレに行く回数がとても多かったんです。例えば、仕事中もしょっちゅうトイレに行ってたし、電車に乗る前にトイレに行って、降りてからまたトイレに行くありさま。

コーヒー(カフェイン)の利尿作用が、かなり働いていたんだと思います。で、体内の水分と皮膚に必要な成分が尿として必要以上に外に出て行っていた。そのため、水分と栄養が皮膚へ十分に行き渡らず、皮膚が乾燥気味になっていたと思います。体全体が乾燥肌。手、足、胸など、うっすらと粉を噴いた感じになってました。

乾燥肌をどうにか治したいと思っていました。ある日、「もしかして!?」と思い切って大好きだったコーヒーを飲まないようにしてみたんです。

するとどうでしょう。

トイレに行く回数が激減。気づいた時には乾燥肌が治っていました。

その後も自分から進んでコーヒーは飲んでいません。でも、友達と食事に行った時や、カフェに行った時などは、コーヒーを楽しんでいます。それぐらいであれば、特に皮膚への影響は出ないこともわかりました。

カフェイン中毒から抜け出す対処方法は?


カフェイン中毒の症状を改善するためには、カフェインを摂らないようにすることが有効です。

当たり前のようなことですが、これがなかなかできない。また、突然カフェインをやめてしまうと離脱症状(頭痛や吐き気)が出てくる場合もあるので、徐々に減らしていくのが効果的です。

例えば、コーヒーを毎日飲んでるとして、いくつか対処法を例に上げてみます。

●方法1 徐々に減らしていく
1日5回飲んでいるなら4回にする。慣れてきたら、3回、2回、1回、0回と飲む回数を減らしていく。

●方法2 いきなり我慢する
いきなり飲むのを止める。離脱症状が決って出る場合は、それに対する薬を用意しておく。例えば、頭痛になる場合は、頭痛薬。吐き気がする場合は、それに対応する薬を用意しておく。

●方法3 代替品を用意しておく
コーヒーを飲みたいと思った時、別の飲み物や食べ物を飲んだり食べたりする。ぼくの場合は、飲み物を炭酸水や野菜ジュースに変えたり、低カロリーのお菓子を1口、2口食べるようにしてました。麦茶やハーブティーなどは、カフェインが入ってない飲み物なのでお勧めです。

カフェインと上手に付き合う大切な3つのポイント


カフェインの効果と中毒症状について見てきました。

カフェイン中毒(依存状態)で苦しんでいる場合、2つの対処を考える必要があります。

・短期的な対処
・長期的な対処

短期的な対処というのは、頭痛だったり、不眠だったり。すぐにでも改善したい症状に対しての対処です。症状がひどい場合は、病院で専門医(内科)に見てもらう必要があります。そこまでひどくない場合は、自分自身で改善することも可能です。

次に、長期的な対処というのは、カフェインに頼らないでもいい状態になることです。それは、カフェインを自分のコントロール下に置くということです。

カフェインの効果に依存するのではなく、自分の意思で摂ったり、止めたりできるようにする。これができれば、カフェインなんか何の問題もありません。友達のように付き合っていけると思います。

カフェインと上手に付き合っていくためには、大切な3つのポイントがあります。

①なぜ依存状態になってしまうのか知る
②どういう時にカフェインを摂りたくなるか知る
③自分の状態を常にいい状態に保っておく


①なぜ依存状態になってしまうのか知る


まず最初に「カフェイン中毒とはなんぞや?」ということを知る必要があります。

カフェイン中毒は、一種の依存症です。カフェインの作用によって神経が刺激され、心地よい錯覚状態になります。これは、一時的に感覚が麻痺してしまっている状態。なので、カフェインの作用が切れてしまうと、心地よかった時の状態を思いだし、またカフェインを体内に取り込みたくなります。

コーヒーやエナジードリンクが習慣化している場合は、カフェイン中毒の疑いがあります。コーヒーやエナジードリンクは、タバコや薬物ほど依存性はなく、害も少ないとされていますが、摂りすぎると体に不調が出てきます。

確かに、カフェインは、依存状態になる作用がありますが、依存状態になってしまうのは、自分の状態がよくないからです。自分の状態というのは、健康状態もありますが、自分自身をコントロールできない精神状態にあるということです。

例えば、常に体が疲れていたりとか、ストレスが溜まっている状態、睡眠不足の状態が続くと、どうしても何かに頼りたくなったり(依存したくなったり)します。肉体的にも精神的にも状態が悪い時は、刺激物に頼って悪い状態を麻痺させようとしたり、正しい判断ができなくなったりします。

お酒を飲みすぎたり、ジャンクフードを食べたり、暴飲暴食をしがちになります。すると、また体調を崩したり、体重がどんんどん増たり、ミスを連発したりと、悪いサイクル(負のサイクル)にはまってしまいます。

カフェインも同じで、悪い状態、感覚を麻痺させるために摂り続けてしまいます。自分で自分をコントロールできない状態になる。つまり、カフェイン中毒になってしまうということです。なので、自分の状態を常にいい状態に保っておけば、カフェインに依存する必要がなくなり、カフェイン中毒にもなりません

②自分がどういう時にカフェインを摂りたくなるのか知っておく


カフェインを含むコーヒーやエナジードリンクを飲みたくなる時は、ある程度決っていると思います。なので、まず、いつどんな時にカフェインを摂っているかを自分で把握します。例えば、コーヒーだと、朝起きて、仕事中、食後、休憩中に飲みたくなる、とか。

合わせて、その時の自分の状態を把握します。これは後から思い返すのでもいいかもしれません。体の状態がどうだったのか。精神状態はどうだったのか。

体が疲れていた、疲れていなかった。ストレスを感じていた、感じていなかった。精神状態が不安定だった、安定していた、などです。

おそらく、先にも書いたように、体が疲れていたり、ストレスを感じていたり、精神状態が不安定な時にカフェインを摂っているのではないかと思います。

③常に 、自分の状態をいい状態に保っておく。


自分の状態を常にいい状態に保っておけば、飲み物や食べ物、他の物に頼ったり、依存したりする必要が無くなります

自分の状態を常にいい状態に保っておくためには、いくつかポイントがあります。

・食事に気を使う(質、栄養、バランスのよい食事を取る)
・睡眠に気を使う(質のいい睡眠を取る)
・軽い運動をする(脳を活性化し、ストレス発散をする)
・物事を丁寧に行う(自分の動作、仕事、つきあいなどを丁寧にする)
・整理整頓する(部屋、身の回りを整理すると、頭の中も整理されます)
・手足、体を暖める(体が冷えていると血行が悪くなり思考停止につながります)
・鼻うがいをする(鼻の奥を綺麗にすると体調、精神が安定します)

これらを行うことで、自分の状態をいい状態に保つことができます。
つまり、自分の意思をコントロールできるのです。

肉体的にも、精神的にもいい状態なので、カフェインに依存したいという無意識に打ち勝つことができます。

カフェインが入ってる飲み物、食べ物は、自分でコントロールできていれば何の問題もありません。依存してしまい、摂りすぎてしまう(コントロールできない)のが問題なだけです。

是非、自分の状態を常にいい状態に保ち、カフェインと上手に付き合って行きましょう。


それでは、ありがとうございました。

スポンサードリンク

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

RETURN TOP